診断事例CASE STUDY
CASE 03
リビング天井部の雨漏れ
調査経緯について
一般的な降雨量の中では雨漏りが発生していないものの、豪雨とされるまとまった雨量があるとリビング天井のトップライト廻りより雨漏りが発生していました。
原因特定のご依頼があり、雨漏り調査をはじめました。
01. 目視調査
目視調査にて点検口内に雨染みを確認いたしました。木部や染みの状況から長期にわたり雨水が侵入していたものと推測ができます。
02. 侵入経路調査
雨漏り箇所の直上にはトップライトを備えた大屋根がありました。大屋根自体に大きな劣化が生じているわけではなく、段差屋根の取り合い部分の構造的な問題が原因となり、雨漏りを起こしているものと推測し散水試験へと移行しました。
03. 散水試験
散水試験を行うと3分間足らずで屋内側から出水の確認を行うことが出来ました。
04. 目視確認
点検口内を再び確認すると、散水試験による試験水が侵入し落滴していました。目視確認がとれたため原因箇所と断定し、調査を終了致しました。